労働組合の形って様々です。韓国は日本と似ていて、企業毎に組合があるそうですが、アメリカは産業・業種毎に組合があります。

工場作業者の組合や、設計者の組合、という感じで企業毎ではありません。また、州によって労働組合の力が違うそうです。

私の業界で付き合いのあるアメリカ企業（ワシントン州の製造業）では組合の力が強く、何年かに一度ストが発生していました。そのため、生産がストップして我々のほうも生産計画変更を余儀なくされました。

また、日本に出張に来ていたエンジニアが、アメリカでストが発生して組合の指示で急遽帰国、ということもありました。

これは、アメリカ企業とビジネスを行うときの一つのリスクとして見ておかなければならないことです。

労働組合って日本の中でもいろんな形がありますが、海外に目を向けても様々な形がありますね。

会社と社員が良好な関係を維持するための労働組合ですから、ごちゃごちゃなることなくことがすすんで欲しいものですね。